誕生!チビコリ!

誕生!チビコリ!

我が家のコリドラスがを産みました。
うちでペアのコリと言えば、上の写真のステルバイしかいないのでたぶんこの子が親でしょう。

それにしてもコリドラスの産卵なんてのは全然知識が無かったもので、
最初、ガラス面に見覚えの無い白いプチプチがたくさん引っ付いてたのを見たときは一瞬戸惑いました。

てっきりまたなんか新たなスネールか、はたまたUMAやら地球外生命体やらが住み着いたのかと。

アクアリウムを始めたころというのは、自宅での繁殖に憧れる方も多いのではないでしょうか。
僕はと言いますと、エビでもグッピーでもメダカでも貝でもなんでもいいから繁殖させたい!
という一心で、繁殖力旺盛なグッピーによって水槽崩壊を引き起こしてしまった苦い経験があります。

それから暫く繁殖には手を出さずにいたのですが、コリドラスの卵を見つけてしまったらさぁ大変。
コリドラスの子供はさぞかし可愛いんだろうなぁ…という妄想の下、いそいそと繁殖の準備を整えてしまいました。

コリドラス 繁殖

最初はネット式の産卵箱に卵を集めて、無精卵と有精卵を選別。
その後3日足らずでチビコリ達が元気におんもに飛び出した訳ですが、小さい!予想外に小さい!
これでは編み目をするりと抜けて、30cm水槽界の美食屋ことバルーンモーリーのブッチにたべられてしまう!

コリドラス 産卵 飼育箱

そこで急いでAmazon.で外掛け式飼育箱サテライトを注文し、届くまでの約2日を仮設の飼育箱でやり過ごす事に。
非常に粗い作りですが、瓶の口にスーパーの魚用トレイをバキバキと割ってはめ込み、水槽のガラス蓋に引っ掛けてます。
そこにエアレーションを突っ込み、水はね防止の綿を詰め完成です。

これで温度は水槽とあわせられるし、水換えを毎日すればひとまずは大丈夫。

コリドラス 稚魚 サテライト

そして2日後に届いたサテライト
これはもうほんと凄い。考えた人凄い。こういうの考える人になりたい。
前々から気にはなっていましたが、特に必要に迫られる事も無く買わずにいたのですが遂に手に入れました。

サテライト コリドラス 稚魚

中身を出して組み立てるとこんな感じ。今回は一番小さいタイプを選びました。
水槽関連グッズではかなりメジャーなので、自分なんかが改めて紹介するのも気が引けるのですがせっかくなので。

サテライトは外掛けの飼育ボックスで、エアレーションによってボックスに本水槽の水をくみ上げ、同時に排水します。
メリットとしては、
・水槽内のスペースをとらない。
・本水槽から飼育水をいれるので個別にヒーターがいらず、当然水換えの必要もありません。
・エアレーションでくみ上げるので酸欠にならない。

大きなメリットは以上3点です。
他にもベタなどの混泳が難しい魚の飼育や、エビの隔離、
人によってはソイルを敷いてサテライトをレイアウト水槽にしている人もいます。

ただ、少しエアレーションのポンプ音と泡のはじけるボコボコという音がするのは気になります。
でもエアーをしぼれば多少は緩和されます。

サテライト コリドラス 稚魚

話を戻します。
早速水槽に取りつけ、サテライト到着以前に使っていた仮設ボックスごとサテライトに突っ込みます。
そのままエアレーションをつけて水を容器に呼び込みます。

サテライト コリドラス 稚魚

ようやく広い場所に出る事が出来たチビコリ達。小さいオタマジャクシのようなものがそれです。

コリドラス ステルバイ 稚魚

体長約5mm。小さいですが、 立派にコリドラスの顔をしてます。
ナマズ系特有のヒゲもチロチロと動いていて非常に可愛いです。
僕のカメラでは寄る事が出来なかったため、相方さんに撮ってもらいましたw

コリドラス ステルバイ 稚魚

お腹のヨークサックもほとんど使い果たし、明日から初のブラインシュリンプ給餌を始めます。
いやぁ楽しみだ。
それにしてもステルバイの子供っぽい柄ではあるのですが、顔にアクアータス特有のラインがあるような…

12匹生まれたチビコリ達。
奇形が2匹ほど確認できるのですが、なんとか育って欲しいものです。

では、続報はまた後日〜