嘉穂劇場へ。
先日飯塚へ行った際、以前からちょっと気にはなっていたけど、行った事の無かった嘉穂劇場へ行って参りました。
実は飯塚は少し前まで祖母が住んでいて、よく来ていたのでなじみのある町なのですが、
いつでも行けるやーと思っている場所って意外と行かないもんですねー。
カメラを持った怪しげな三人組はOさんからご丁寧に地図を書いて頂き、やいのやいのと嘉穂劇場へ。
地図を頼りに車を走らせると、Oさんがおっしゃっていた通り突如現れる嘉穂劇場。
もっと開けた場所にあるとばっかり…
もう外観からワクワクする!素晴らしい!
駐車場代と入場料を払って、いざ中へ!
想像していたよりもずっと歴史的な雰囲気にワクワクが増幅。
なんだこの造り!すっげーすっげー!と子供の様に騒ぐ三人組。
この日はラッキーな事に、僕達以外のお客さんはほとんどいませんでした。
舞台からの風景。
嘉穂劇場の職員さんが舞台にいらっしゃったので、色々お話を窺いました。
凄く親切に嬉しそうに嘉穂劇場の事を話す姿に何故か感動。
浸水したときの水位の話、嘉穂劇場の建築様式、定員が1200人も入る事…
どれもこれも興味深いお話に食いついて長居してしまいましたw
記事の最初に貼った写真、実は二階観客席に置いてあった座布団なのですが、
一階のシンプルな座布団と全然雰囲気が違うので職員さんに理由を聞いてみると、
浸水の際に一階の座布団は全部ダメになってしまったらしく、二階の座布団だけが無事に残ったそうです。
あぁなるほど…と頷いてばっかりでしたが、アホだと思われてないだろうか…
二階観客席より。椎名林檎のライブがここであったときは、どんな景色だったんだろう。
二階にあった照明の機械。
舞台裏の小道具部屋。趣があります。
舞台の天井。木材とロープが張り巡らされてます。
舞台の下『奈落』も見学できます。
ガラスケースの中に並んだ歴史系の展示はあまり興味がわかないのですが、
こうやって自分の五感で感じられるとすごく勉強になるし、なにより楽しかった。
浸水した後、ここを守ろうとした人たちの気持ちが少しくらいは分かった気がしました。
また誰か他の人を連れて行きたいなぁ…
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