緑の宝石、ハオルチアに出会った話

緑の宝石、ハオルチアに出会った話

ちょうど1年前、自分に新たな趣味が生まれました。
ハオルチアの収集。ハオルチアは多肉植物の一種で、透明でプリプリの葉っぱが宝石のように美しい植物です。

もともと、妻が観葉植物が好きでよく一緒に植物店巡りをしていたのですが、自分はあくまで付き添い。自分はなんとなーく植物を眺めて、妻が好きな植物を見つけて楽しそうにしているのが微笑ましいなと思っていました。

そんな約1年前、いつものようにドライブしている途中で立ち寄った植物店。
いつものように妻が植物を物色している間ぶらぶらと店内を歩いていた所、突然窓辺で太陽の光を浴びてキラキラと輝く植物に目を奪われました。
それが「ハオルチア」。はち切れんばかりに膨らみ密集したプリプリの葉、光に透けたガラス細工のような姿がたまらなく美しくて、しばらくうっとりと眺めていました。

※初めてのハオルチア・オブツーサ・トゥルンカータ

妻も珍しく自分が植物に食いついている姿が面白かったようで、
「そんなに好きなら買ってみなよ」と言ってくれて、初めてのハオルチアをお迎えしたのでした。

それから今日までの一年間、ハオルチアを求めて九州内各地の植物店を巡って回りました。
福岡県内はもちろん、南は鹿児島まで…

最初はハオルチアであれば何でもいいってくらいの勢いで買うようになりました。
しれっと巻き添えでエケベリアも買ってますが枯らしました。
ちなみに自宅は妻が収集している観葉植物が既にたくさんあったので、
話し合いの末、自分は寝室の出窓にハオルチアのテリトリーを確保しました。

どんどん増える!(買ってる)

妻からのプレゼントもハオルチアに変わる!

葉挿しで子株増やしたりも試し始める。
ここらへんで陶器の鉢は株を増やすたびに金がかかりすぎる上に、管理しにくい事に気付き始める。
水やりの加減がわからず、根腐れが多発する。

プラ鉢管理に切り替え、コツを掴み始めてちょっとずつ育成が安定し始める。

置く場所が少なくなってきて2段構造に切り替える。

鹿児島遠征でさらに増える!止まらん止まらん!

秋口になり、窓辺の太陽光だけでは光量不足になり、植物育成ライトを導入。

さらに増える!
「そろそろ置き場所がなくなってきたから増やすのやめようかな…」が口癖になってくる。

とか言ってたら妻がクリスマスプレゼントにハオルチア12鉢のサプライズどーん!

園芸コーナーの苗用トレーの便利さに今更になって気づく。

デュアル植物育成ライトシステムにグレードアップ。
もう誰にも止めることはできない。←いまココ

というのが、ここ1年間の自分でした。

なにぶん植物育成と真剣に向き合ったのは初めてのことだったので、
枯らしたり溶かしたり腐らせたり、害虫被害と戦ったりと試行錯誤と勉強の一年間でした。

春を迎えようとしている今、
冬はほとんど動きを見せなかったハオルチアたちが花芽を伸ばしているのを眺めながら、
とてもゆっくりな成長を楽しみにしている今日このごろ。

さすがに最近は新しい株を増やす欲もだんだんと収まり、
今かわいがっている子達を大きくきれいに育てたいな、という気持ちが高まっています。
さらに今年は交配して種を取ってみたりもしてみたいなと思っています。

またハオルチアに関する記事はちょこちょこ書いていこうと思います。

ではでは~