【父の秘密基地】還暦を迎えた父の秘密基地を作る。

【父の秘密基地】還暦を迎えた父の秘密基地を作る。

先日、父親が山の中に小屋を借りました。
自宅から車で約20分。周りを水と緑に囲まれた山の中。

自分が物心ついた頃から父はコーヒーが大好きで、小さい頃はコーヒーミルを回して豆を挽くのを手伝ったりしていました。
10代後半あたりから、家族4人で父の淹れたコーヒーを飲みながらの団らんというのが我が家の日常。
その内父はコーヒー豆の自家焙煎をスタートしました。
フライパンで焙煎したり、焙煎機を購入したりと色々と試行錯誤をしながら煙に包まれながら趣味に勤しんでいた姿をよく覚えています。
が、住宅街の中で焙煎の煙は凄まじく、専用の排煙設備も整えていない状態だったため、周囲へ迷惑がかかるとの判断で父の珈琲焙煎は10年以上封印されてしまっていました。

そんな父が定年退職して還暦を迎えた今。
好きなだけ焙煎しても迷惑がかからない場所を求めて、今回の小屋にたどり着きました。

場所は伏せますが、自然に囲まれた土地を改良して建てられた小さな小屋。
賃貸契約の小屋なのですが、オーナーに相談次第で小屋の改装も自由!とのこと。
焙煎だろうが燻製だろうがキャンプだろうが、ここでは誰も文句を言わないでしょう。
長年燻っていた父が思う存分エンジョイできる、ここはまさに「大人の秘密基地」。
「自由に使っていいよ」という父の言葉に甘えて、遊びに工作に観葉植物の栽培などに使わせてもらおうと企んでいます。

そして先日。ついに小屋の契約が完了し、素人ながら内装に着手し始めました。
まずは夏と冬に備えるために、断熱材(スタイロフォーム)を内壁に貼り付けていく作業を行いました。約6畳とかわいらしいサイズの小屋ですが、内壁全面となるとなかなかに大変です。

※自分が貼ったスタイロフォームの隙間を丁寧に埋める父
※エアコンの配線部分は頑張りました

父と協力しながらサクサクと断熱材を切ってはハメ、切ってはハメ…

約3時間ほどで内壁の断熱材を入れ終わりました。
買ってきた断熱材も屋根まではカバーできなかったので、また次回は買い足して屋根の内側にも貼っていこうと思います。

※ロフトから見る父
※ぎゅうぎゅうのロフトで作業中の自分

建築関係は全くの素人ですが、ヘタなりに調べながらあーでもないこーでもないと試行錯誤をするのは本当に楽しいです。本当に久しぶりのDIY。自分もマンション暮らしなので、大掛かりな工作は10年以上ぶりかもしれません。
そして、おっさんになった今でも親子で何か一つのものを作るというのはいい思い出にもなるなぁと感じました。

※母は小屋周辺にガーデニングを開始

寒さも和らいで暖かくなるこれからなので、はやく小屋を遊べる状態に仕上げたいなと思っています。
また、ちょこちょこ進捗を綴っていこうと思います。

ではでは~