10分で作る自作ディフューザー!
我が家に事情があって金魚がやってきました。
彼の名前は銀ちゃん、青文の金魚です。
金魚の中では僕が一番好きな種類。渋くて最高。
急だったもので、とりあえず最初は水質的に一番合うであろう日淡水槽に川魚たちと一緒に入れていたのですが、
入れる餌をことごとく先に食破されてしまい、銀ちゃんに全然回らない…
という事で週末に急遽30cmキューブをリセット!
銀ちゃんと相性の悪そうなカラシン類は60cmにお引っ越しいただいて、
流木を出し、ソイルを捨て、砂利を敷きました。
余っていた底面フィルターを外部フィルター2211に直結!これで完璧やぁああ!と思っていたところ、
友人ベーコンからそれやったら酸素足りんくなるでーとアドバイスをもらったので、おじさん考えました。
エアレーションするのはポンプがうるさいからイヤ。
外掛けAT-20を買ってきて、水位を下げて水を落とすのも、ちょうど金欠気味なので考えたあげく却下!っていうかコンセント余ってないっす。
そこで自作ディフューザーを作る事にしました。
あ、ちなみにディフューザーってのは排水の際に空気を一緒に巻き込んで、水槽内に空気を取り込む装置の事です。
簡単に作れるくせに買うと結構高いです。
さぁ、レッツ工作!
自作ディフューザーの作り方
■用意するもの
・排水パイプに適応する口径のホース(余り)
・エアチューブ
・一方コック(できればプラスチック製)
・カッターもしくはハサミ
・千枚通しなど穴をあけるもの
■その①
まず排水パイプ用余りホースを適当な大きさ(5〜8cmくらい)に切り、エアチューブが通るくらいの穴をあけます。
穴のあけ方は人それぞれとおもいますが、僕は千枚通しであけた穴を棒ヤスリで大きくして、最終的にめんどくさくなってカッターで広げました。
でも穴はエアチューブにぴったりフィットしないといけない!というもんでもないので、テキトーで良いです。大丈夫です。エアはちゃんと出ます。
差し込んでぽろっと簡単にとれるほどユルユルじゃ無ければ無問題。
■その②
次にエアチューブをカットします。
これもまたテキトーで良いです。最悪でも水面から先っぽが出てればいいので、そこらへんは調節してください。
ちなみにこれは6cmほど。
カットしたチューブの片方はこんな風に必ず斜めカットをしてください。
これをしないとエアが出にくくなります。
■その③
穴をあけたホースにエアチューブをぶっさします。
斜めカットをした方をパイプ内に突っ込んでください。
ホースにエアチューブを差し込む時は、
図のように斜めカットした口が、排水の出口の方に向くように差し込んでください。
こうする事で排水の勢いでエアを巻き込み、ディフューザーの役割になります。
エアチューブの斜めカット部分が逆を向いていると水が逆流する可能性がありますので、ご注意を。
■その④
エアチューブの先っぽにエア用一方コックをつけます。
これは金属製よりもプラスチック製が良いです。
ディフューザー装着時に重くてエアチューブがふにゃっと折れてしまいます。
僕が使っているのはサテライトについてくるコックです。
■その⑤
排水パイプに装着。
先ほども使いましたが、上の図のように装着します。
水の流れの向きと、エアチューブの斜めカット部分の向きに十分注意してください。
■出来上がり
実際に使ってみたところ。かなりこまかいエアが出てます。音もほとんどしません。
エアコックで調節したらけっこう適度なディフューザー効果が得られます。
銀ちゃんも大喜び!ほんとに喜んどるかは知らんけど。
いつもはバックスクリーンを貼ってないのですが、今回記事を書くにあたってエアがよく見えるようにワンピースのSTRONG WORLDのパンフレット置きました。
尾田先生ごめんなさい。ワンピースいつも楽しく読んでます。全巻持ってます。
ちゃんと新刊で集めてるので許してください。
というわけで、カワイイは作れる!ディフューザーも作れる!
アクアのために知恵を絞るのって異様に楽しい。
ではでは、ディフューザー欲しいなって方は是非お試しあれー。