娘が生まれてからというもの、なかなか自由な時間というものが作れずにいました。
寝かしつけの後、寝室からこっそり抜け出してようやく自分達の時間が捻出できるのですが、そのままソファでゴロ寝してしまったり、就寝までの間ダラダラ過ごしていました。
この束の間の自由時間、ダラダラゴロゴロ過ごすことも精神的に必要なことなのですが、気持ちや体力に余裕がある日は何か生産性のある時間の使い方がしたいなぁと考えるようになりました。
昔は…と言っても約18年前の大学時代ですが、自分は芸術系の大学に通っていたので日々ものづくりに勤しんでいました。
小学校時代の「クラスで絵がうまい人」みたいな格付けをそのまま高校まで引きずり続け、「俺はイラストレーターになる!」と芸術系の大学に進学したのでした。
そこで出会った同級生たちの画力の高さに絶望し、自分は絵で食っていくのは不可能だと悟りました。
それから大学時代を通して自分の個性について苦しみ続けていたような気がします。
自分の両親は作家が作った小さな手作り雑貨が好きで、実家のいたる所に粘土や木で作られた立体作品がいくつも飾られていました。
そのうち「自分もこういうもの作れないかな?」と思うようになり、模倣から始まり、少しずつ自分の個性の輪郭がはっきりしていったのを憶えています。
結局大学時代の後半は絵を書くことはほとんどせず、立体作品づくりに没頭し、最終的な卒業制作も巨大な立体作品で締めくくりました。
毎日朝から晩までゼミ室でギコギコ、トンテンカンテン。
あんなに作品づくりに没頭する時間はもうないのではないでしょうか。
娘が生まれた今、自分に生まれた僅かな時間を何に使いたいか?と考えたときにやっぱり「ものづくり」がやりたいなぁという思いに至りました。
とは言え、物音の出るものづくりはマンション住まいでは迷惑になる上、寝かしつけた娘も飛び起きてくるので、中断しやすく、静かに作れて尚且つ散らかりにくいもの…と考えた結果、粘土で何かを作ることに決めました。
色々考えた挙げ句、学校の怪談シリーズや漫画のハニ太郎シリーズで子どもの時から好きだった「はにわ」を作り始めました。
ほとんど手遊びの延長で生まれた、親指サイズのミニはにわです。
そして、以前このブログでも紹介した父の珈琲焙煎所「豆当番」。
両親が「なんか雑貨作るなら、豆当番に置いたら?」と言ってくれたので、そこでの販売を前提に考えることにしました。
最初は普通のハニワを作っていましたが、父の焙煎所に来たお客さんたちが気軽に買えるお土産を作りたいと考えていたら、妻から「はにわに焙煎豆持たせたら可愛いやん」とナイスアシストが。
そうして父が焙煎しコーヒー豆を持たせた「珈琲豆はにわ」が爆誕したのでした。
幸い焙煎所のお客さんたちに好評ではにわをたくさんお迎え頂き、いくつかオーダーはにわも作らせてもらえました。
※タイミング良く九州国立博物館で開催されていた「はにわ展」にも行きました。
それはたくさん写真もあるので別の記事で書くことにします。
珈琲豆はにわから始まり、鳥はにわ、相撲はにわ、親子はにわ、きのこはにわなど色んな亜種も作りました。
せっかくなので以前からやってみたかったネットショップをやってみたいと思い、少しずつ準備を進め日々制作したハニワたちを販売するネットショップ「ATROCRAFT」をオープンしました。

↑バナークリックでネットショップに飛びます。
※ショップロゴは妻に書いてもらいました。
これからも娘が寝ている隙にちまちま作っては、不定期にショップに並べていく予定です。
それにしてもやっぱりものづくりは楽しい。
束の間の自由時間にゴロゴロしたりするのもいいですが、
気合を入れて何かものづくりが出来たときはなんとも言えない充実感が得られますね。
そしていずれ娘と一緒に粘土遊びができるようになったら、ものづくりを楽しいと感じてくれたら…
それもまた良いなぁと思いつつ。
ではでは~
















コメント